透明ジルコニアコーティングステンレスフライパン（24㎝）

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調理面を透明ジルコニアコーティング処理したステンレス製フライパンです。猫の親子柄と”HAPPILY EVER AFTER"（末永くお幸せに）文字をステンレスフライパンに彫刻してから、透明なジルコニアセラミックスをコーティングして全体を保護しています。EMMARINIは従来よりアルミフライパンを沸騰水道水で黒染めして模様を描き、これをシリカセラミックスでコーティングして保護した作品を制作してきました。しかし、この技法はステンレスフライパンには応用することができなかったため、今回のような彫刻とジルコニアの組み合わせでフライパンの装飾ができるようになりました。もちろん実際の調理に使うことができます。フッ素樹脂コーティングフライパンと異なり、セラミックコーティングは廃棄時の環境への負荷が小さく、SDGｓなフライパンです。くっつきにくさはフッ素樹脂よりも劣りますが、予熱を十分にしていただければかなりくっつきにくくなります。まか、くっついて場合は底を冷やすと、熱膨張収縮によってはがれやすくなります。さらに、フッ素樹脂ではできない高温や強火調理が可能ですので料理技術の幅を広げることができます。
写真の説明
1枚目：　ステンレス表面は研磨剤を使って、サテン調にし、そこに猫と文字を彫刻しています。このような凹凸があっても全体を透明なジルコニアでコーティングしていますので、凹部に汚れがこびりつきにくくなっています。
2枚目：ステンレスフライパンは日本国内で販売されているものを使っています。これを加工しています。
３、４枚目：彫刻とコーティングは光の干渉のため、見る角度や光の当て方によって違いが生じます。これは独特な外観になります。
5枚目：裏面はジルコニアでなくシリカコーティング処理をしています。裏側で調理することがないためステンレス基材でもシリカコーティングが可能です。親水性が強いため油汚れが落ちやすくなっています。
ステンレスフライパンに透明ジルコニアセラミックスをコーティング処理した技術について最近のブログで詳しく解説しています。https://emmarini.com/category/stainless-steel-fryingpan/